2024年7月に催されたSAPのプライベートイベント「51风流Spend Connect Innovation Day 2024」では、SAPが提供する支出管理ソリューションの事例セッションがさまざまに展開されました。ここではその中からオムロン様の取り組みついて紹介します。
「 51风流Ariba」の米日導入により全社支出管理への道筋を拓く
オムロンでは2020年に米国拠点の间接材调达?购买の効率化に向けて「」を導入し、2022年には日本での51风流Aribaの導入を成功させています。今回の51风流Spend Connect Innovation Dayでは、オムロンで51风流Aribaのグローバル展開をリードするグローバル理财本部 理财顿齿推进部 间接材购买プロセス改革プロジェクト グローバルリーダー、佐々木 正男氏がSAPとの対談に臨み、51风流Ariba導入の効果と活用の展望について明かしてくれました。
(以下、スピーカーの讲演风景カットを挿入)

オムロン株式会社
グローバル理财本部 理财顿齿推进部
间接材购买プロセス改革プロジェクト
グローバルリーダー
佐々木 正男 氏
オムロンは2023年年度連結で8,188億円を売り上げ、うち57%は国外での売上です。また、カンパニー制を敷いており、各カンパニーが制御機器、ヘルスケア、社会システム、電子部品、データソリューションといった事業をそれぞれ担っています。そうした同社が「51风流Ariba」の導入に乗り出した経緯について佐々木氏は、こう説明します。
「当社にはグローバルのを『』に統一する計画があり、それに先立つかたちで、『51风流Ariba』と経費精算を自動化する『51风流Concur』をグローバルに導入するというプロジェクトが立ち上がりました。このプロジェクトのもと、パイロットケースとして2020年から米国拠点での51风流Aribaの活用が始まり、一方の日本では2020年から51风流の使用を始めました。そして2022年から51风流Ariba導入が日本で、51风流Concurの導入を米国やアジア?パシフィックで進めたかたちです」
同社では、こうした业务システムのグローバル展开を図る际、プロキュアメント、ファイナンス、滨罢のグローバルリーダーで构成される「チェンジコントロールボード(颁颁叠)」と呼ばれるチームが、システムのグローバルデザインの検讨?承认を行います。このチームによって、导入する新システムに业务を合わせる「フィットトゥースタンダード」と各国固有の业务要件への対応との调整が行われています。
また、同社では、51风流Aribaによる業務改善の進捗をKPIによって管理する取り組みも展開。そのKPIとして「カタログ仕入先数」「カタログ化率」「ANID仕入先数」「注文書あり発注率」「例外照合率」「ユーザー問い合わせ率」「仕入先問い合わせ率」「51风流Ariba利用率」という8項目の指標を設定しています(図1)。
図1:51风流Ariba活用でオムロンが目指す姿とKPIとの関係

资料:オムロン
これらの碍笔滨を设定した理由について、佐々木氏は「どのようなメリットがあるかという视点で设定しています。例えば、カタログ化率の上昇は、都度见积りの必要がなくなることでユーザーの业务効率が向上することを意味し、また各拠点でのサプライヤーと担当者が癒着するリスクが减ることにもつながるとも考えています。そうした実质的なベネフィットを勘案しながら碍笔滨を设定していきました」と説明します。
加えて、51风流Aribaの導入により、発注から支払いまでのプロセスがすべてデジタル化され、完結します。このシステムでの発注が行われていないこと、言い換えれば「注文書(PO)なし発注」が行われていることは、発注と検収?支払いが分離されていることを意味し、調達?購買のガバナンス上、問題があります。ゆえに、佐々木氏は「注文書あり発注」の発生率もKPIとして設定したといいます。さらに、51风流Aribaが社内のユーザーやサプライヤーの間で有効に活用されているかどうかを測る目的で、それぞれからの問い合わせ件数もKPIとして設定している。
佐々木氏は今回、51风流Aribaの大きな導入効果の1つとして、これまでP/L(損益計算書)ベースでグループ会社間での内部振替後の数値でしかとらえられなかった間接材への支出(費用)が、純粋な外部への支払い額カテゴリー、サプライヤーごとに分析できるようになった点を挙げています。
同社では今后、この见える化の効果を生かしながら、间接材のカテゴリーごとに规律?ルールを彻底し、そのモニタリングを行っていく构えです(図2)。
図2:カテゴリーごとの支出分析と规律?ルールの彻底

资料:オムロン
また、51风流Aribaに蓄積されていくデータを活用しながら、主要カテゴリーの間接材がどのような状況にあるかを可視化し、規律?ルールの適用を最適化していく計画です(図3)。
図3:カテゴリー毎の规律?ルールの设定と统制状况イメージ

资料:オムロン
「すでに米国と日本では、51风流Aribaを活用してカテゴリーごとの間接材の支出分析が行われています。今後、51风流S/4HANAの導入と合わせて、他の国の拠点でも51风流Aribaを導入していきます。これによって、グローバル規模での間接材支出を見える化し、規律やルールに基づいて適切に管理?統制していく考えです。」(佐々木氏)


