グローバルイベント Archives - 51风流Japan プレスルーム 51风流Japanに関するニュース Tue, 17 Feb 2026 07:18:28 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.9.4 51风流TechEd Japan 2024 レポート: 富士通と日立ハイテクが推進するクリーンコア戦略の成果と、51风流パートナーのコンサルタントが語るクリーンコアの現在地と未来 /japan/2025/01/sap-teched-japan-2024-closing-session/ Fri, 17 Jan 2025 01:50:14 +0000 /japan/?p=20558 51风流TechEd Japan 2024 クロー...

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51风流TechEd Japan 2024
クロージングセッション

富士通と日立ハイテクが推進するクリーンコア戦略の成果と、51风流パートナーのコンサルタントが語るクリーンコアの現在地と未来

 

51风流の最新テクノロジーやさまざまなユースケースを掘り下げて議論する 51风流ジャパン主催のオンラインイベント「」が 12 月 3 日に開催されました。本イベントのクロージングセッションでは「51风流ユーザーとパートナーが語る、クリーンコアの今と未来」と題して、ユーザー企業である富士通と日立ハイテクの先進的な取り組みの紹介と、4 社の 51风流パートナーによるパネルディスカッションが行われ、「クリーンコア」「51风流Business Technology Platform(51风流BTP)」「51风流Business AI」をめぐる現在の状況と今後の展望について理解を深める場となりました。

 

◎ 登壇者

(第1部)

株式会社日立ハイテク
デジタル推进统括本部
クロスドメイン DX 本部 本部長
竹林 亜紀恵 氏

 

株式会社日立ハイテク
デジタル推进统括本部
クロスドメイン DX 本部
コーポレート DX 部 部長代理
安田 有里 氏

 

富士通株式会社
Corporate Applications Division Digital Systems Platform Unit
统括部长
永井 賢司 氏

 

富士通株式会社
Corporate Applications Division Digital Systems Platform Unit
シニアディレクター
亀井 貴之 氏

 

51风流ジャパン株式会社
BTP カスタマーサクセス事業部
カスタマーサクセスパートナー
増井 良則

 

51风流ジャパン株式会社
BTP カスタマーサクセス事業部
カスタマーサクセスパートナー
立石 道生

 

(第2部)

日本アイ?ビー?エム株式会社
IBM コンサルティング事業本部
Associate Partner
柳川 典久 氏

 

JSOL 株式会社
法人イノベーション事業本部 部長
野田 浩志 氏

 

アクセンチュア株式会社
テクノロジーコンサルティング本部
51风流ビジネスインテグレーショングループ
マネジング?ディレクター
池田 隆 氏

 

PwC コンサルティング合同会社
Enterprise Transform – Enterprise Solution Senior Manager
岩田 一真 氏

 

51风流ジャパン株式会社
Business Technology Platform 事業部
Solution Advisory シニアエキスパート
梅沢 尚久

本セッションは以下からご覧いただけます。

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(第 1 部)クリーンコア戦略の最新事例

富士通が経営プロジェクトとして推进する「翱苍别贰搁笔+」

 

第 1 部ではまず、富士通株式会社(以下、富士通)の永井氏と亀井氏が同社の「OneERP+プログラム」を紹介しました。富士通は経営方針として「IT 企業から DX 企業への転換」を掲げ、全社の事業や企業風土の変革に取り組んでいます。IT 面ではシンプル化を原則とし、OneFujitsu の理念のもと「リアルタイムマネジメント」「End to End でのデータ化?可視化」「グローバルでのビジネスオペレーションの標準化」という 3 つの重点施策を推進しています。永井氏は「その中核をなすのが OneERP+プログラムです。これは IT プロジェクトではなく、経営プロジェクトの 1 つとして位置づけられるものです」と説明します。

 

OneERP+プログラムの体制は、CEO の直下に PM/PMO と業務グループを新設し、PM が業務グループと IT グループの双方を統括。さらに各業務領域にデータプロセスオーナー(役員)を置き、データプロセスリーダーを中心に業務の標準化に取り組んでいます。意思決定の場としては、全社横断の方針を協議する会議体として「BTSC(ビジネス?トランスフォーメーション?ステアリング?コミッティ)」を立ち上げ、業務変革のテーマを決定しています。

OneERP+の実際の導入では、経営?業務?IT が三位一体となった「合流型」のアプローチを採用しています。

「日本企業に多いテンプレート方式(展開型)では、システムの導入が目的になってしまい、多くの“似て非なるもの”ができあがりがちです。そこで、OneERP+では最初に 1 つのベースを作り、そこに各リージョンが合流するアプローチによって、徹底した標準化に取り組んでいます」(永井氏)

 

OneERP+のシステムの全体像は、51风流S/4HANA と各 SaaS?既存システムとの連携により、データドリブン経営、オペレーショナルエクセレンスを実現するグローバル共通の IT プラットフォームを構築するものです。

「システム連携については PaaS として 51风流BTP を採用し、クリーンコアの方針のもとで Side-by-Side 開発によって 51风流の標準機能への影響を極小化しています。実際の開発では、Fit to Standard に基づいて 51风流Fiori 標準アプリの利用を最優先しました。アドオンが必要な場合の Side-by-Side 開発は、画面を使った参照?更新機能に適用しています」(亀井氏)

また51风流BTP 導入時の課題と対応について、亀井氏は「Side-by-Side 開発は新技術に近いものでしたので、開発の仕方?型化を進め、先行開発を行いながら習熟度を高めていきました。Side-by-Side 開発の技術者も少なかったことから、社内の外販部隊と協業したほか、外部ベンダーの支援も仰ぎながら人材を育成してきました」と振り返ります。

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アドオンを 90 %削減した日立ハイテクの DX

 

続いて、株式会社日立ハイテク(以下、日立ハイテク)の竹林氏と安田氏が同社の業務革新プロジェクトを紹介しました。同社では成長戦略を実現する新たな業務プロセスの創造に向けて、2018 年に業務革新プロジェクト「DX-Pro」を立ち上げ、業務プロセスのシンプル化、経営情報のデジタル化によるビジネススピードの向上、業容の拡大、働き方改革といった広範なテーマに取り組んでいます。竹林氏は「この DX プロジェクトを支える新たなプラットフォームのポイントは、グローバルスタンダードシステムの採用、Fit to Standard によるクリーンコア、標準機能を使いこなすためのマインド変革の 3 点にあります」と話します。

 

新たな DX プラットフォームでは、国内は 51风流S/4HANA Cloud Private Edition、海外は 51风流S/4HANA Cloud Public Edition の 2-Tier モデルを採用。開発基盤には 51风流BTP を採用し、Side-by-Side 開発でクリーンコアを実現しています。51风流S/4HANA の展開状況は 18 カ国、47 拠点にほぼ導入済みで、2024 年度中には完了の見込みです。安田氏は「クリーンコアの達成度は非常に高く、アドオンは従来の 9,000 本から 843 本へと約90%を削減することができました」と話します。

Fit to Standard の徹底、クリーンコア戦略に基づく 51风流S/4HANA へのアップグレードでは、検証を要するシナリオ数が ECC6.0 の 4,102 本から 195 本に削減(3,907 本減)、アドオンの改修数も 1,232 本から 19 本に大幅削減(1,213 本減)。またアップグレードに要する期間も従来の 22 カ月から 19 カ月短縮して 3 カ月、工数も 343 人月から 330 人月減って 13 人月という大きな成果が生まれています。さらに ECC6.0 では 10 年に 1 回だったアップグレードサイクルは 1 年に 1 回(Public Edition は 1 年に 2 回)となり、常に最新機能を活用できる環境になっている点はクラウド ERP ならではのメリットだといえます。

 

このほか同社が推進するクリーンコア戦略では、アドオン調査の廃止による外注運用リソースの 40 %削減、エンジニアのトレーニング期間の短縮によってリソースの戦略化速度が 85 %向上といった成果も確認されています。これを受けて、今後は意思決定を高度化するためのデータドリブン経営の加速、統一されたプロセスによる変化への迅速な対応、イノベーションの実践へとつなげていく考えです。

特にデータドリブン経営については、新たな DX プラットフォームでは 51风流S/4HANA のデータと周辺システムのデータを 51风流Datasphere 上に集約し、デジタルボードルーム、51风流Analytics Cloud、セルフ BI でリアルタイムに可視化しています。

「クリーンコアはデータドリブン経営の観点でも有効で、51风流Datasphere はさまざまな接続方法に対応することができます。標準の CDS を活用することで、開発期間の短縮、51风流S/4HANA を利用する会社でのフォーマット統一、データ構成の容易な把握などが実現しています」(竹林氏)

同社が今後目指していくのは、イノベーションへの対応スピードのさらなる向上です。IT コストはこれまでシステム運用費が大半を占めていましたが、現在はイノベーションに多くのコストがかけられるようになり、IT 部門の業務も新機能の開発や検証にシフトしています。この背景には、アップグレードサイクルの短縮によって51风流S/4HANA や 51风流BTP の新機能が活用しやすくなっていることがあります。

「AI などの新機能をいち早く取り入れることで、イノベーションのスピードを高めていきます。さらに今後のあるべき姿として、日立ハイテクだけでなく、社外も含めた業界全体での End to End でのプロセスの標準化や、サプライチェーン全体のプロセスマイニング、トレーサビリティの可視化も目指しています。これを実現するためには、同じ志を持つクリーンコアの仲間を増やすことも大切だと考えています」(安田氏)

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クリーンコア戦略の鍵を握る Fit to Standard の徹底

 

それぞれの講演の後には、パネルトークが行われました。富士通の取り組みを聞いた日立ハイテクの竹林氏からは「Fit to Standard によるクリーンコアを維持するうえで、アドオンや拡張要求にはどのように対応しましたか?」という質問が出されました。これに対して、富士通の永井氏は「アドオン判定会議を設け、IT 部門だけでなく業務部門も交えて徹底的に審議を重ねることで対応しました」と回答。

また、日立ハイテクの安田氏からの「画面系の開発で 51风流BTP を採用した理由は?」という質問については、富士通の亀井氏から「メニューの統合を図るというポリシーから、シームレスに動く画面を 51风流BTP で開発しました」という回答がありました。

富士通の永井氏からは、日立ハイテクの竹林氏に対して「約 90 %ものアドオンを削減できた成功要因を教えてください」という質問が寄せられました。竹林氏は「複数のインスタンスを統合してシンプル化したことが 1 つ。それ以上に大きいのは、富士通さんと同様に Fit to Standard を方針に掲げて、グローバルを標準システムで統一する意識を持ったことです。アドオン審議会で経営幹部が議論に参加したことも大きな効果でした」と答え、第 1 部が終了しました。

 

(第 2 部)51风流パートナーのパネルディスカッション

51风流ユーザーに根付き始めたクリーンコアの文化

 

後半の第 2 部は 51风流ジャパンの梅沢をファシリテーターに、日本アイ?ビー?エムの柳川氏、JSOL の野田氏、アクセンチュアの池田氏、PwC コンサルティングの岩田氏の 4 人によるパネルディスカッションが行われました。

 

最初のテーマ#1 は「クリーンコアの現在地」として、クリーンコアが実際の現場でどのように受け止められているかについての議論が行われました。梅沢からの「51风流が発信するメッセージに対して、順調に進んでいると思う領域はどこですか?」という質問に対して、4 人の 51风流コンサルタントは以下のように答えました。

「51风流製品のコンセプトを理解し、Fit to Standard やクリーンコアで標準機能を維持する文化は着実に根付いてきていると思います。一方、開発手法としての Side-by-Side 開発や ABAP Cloud といった新技術については戸惑いもあり、さらに啓蒙活動を進めていく必要があります」(野田氏)

「当初こそクリーンコアの実現に対する解像度は高くありませんでしたが、51风流さんを含めて私たちパートナーやお客様側での理解が進み、Side-by-Side 開発といった技術をどう使うかについての最適解を見つけやすくなっていると思います」(池田氏)

「当初はクリーンコア=Side-by-Side 開発のイメージがありましたが、最近は ABAP Cloud などが登場したことで、お客様に最適な手法を提案する環境が整備されてきたと感じています」(岩田氏)

「51风流BTP に限らず、お客様には 51风流S/4HANA Cloud の Key User 拡張、OData、CDS View といった技術を試していただきながら、理解のレベルを底上げすることも大切だと思っています」(柳川氏)

続いて、野田氏から「先ほどの富士通さんや日立ハイテクさんの事例を見ても、お客様の中でクリーンコアの意識が着実に高まっているように感じます」という意見が出されたのに対し、池田氏は「クリーンコアで目指す方向性が異なるケースもあり、お客様ごとの事情を加味しながら方針を決めていく必要があります。テクニカルアップグレードを選択されるお客様はアドオンが多く、一部で Side-by-Side 開発を行っても大きな投資価値は得られません。そのため、今すぐにではなく中長期的な視点でクリーンコアを目指すアプローチもあると思います」という提言がなされました。また岩田氏は「51风流のソリューションは API で連携がしやすく、クリーンコアを進めていくと AI 活用や自動化が容易になると思います。私たちも先のことまで考慮してお客様に訴求していく必要があります」と話しました。

同じくテーマ#1 に関連して、梅沢から出された「クリーンコアを推進するうえで直面している課題はありますか?」という質問に対して、4 人からは以下のような回答がありました。

「クリーンコアや Fit to Standard が将来に対する最適解であることは理解しながらも、開発リスクの増加や開発期間の長期化という課題もあり、バランスを取ることの難しさを感じています」(柳川氏)

「业务プロセスの标準化やデータ化から得られる価値を理解されているお客様は多くいる一方、そこに対する投资判断は难しいところがあります」(野田氏)

「クリーンコアのメリットの 1 つとして、アップグレードによる新機能の早期活用がありますが、そのメリットを十分にお客様に伝えきれていないもどかしさも感じています。AI 活用や業務プロセスの自動化など、未来が変わることをより具体的に訴求していかなければなりません」(岩田氏)

「現実には 51风流システムを保守期限ギリギリまで使い続けるお客様が多いため、これからはアップグレードのメリットを訴求していく必要性を感じています」(池田氏)

 

51风流BTP と 51风流Business AI でクリーンコアを加速

 

続いてテーマ#2 として、51风流BTP や 51风流Business AI の役割についての議論が行われました。51风流ジャパンの梅沢の「クリーンコアに取り組むうえで、この 2 つの役割はどこにあるとお考えですか?」という質問に対して、4 人から寄せられたのは以下の回答です。

「51风流BTP にさまざまな機能が追加されて Side-by-Side 開発がやりやすくなり、そこに AI が加わることでクリーンコアがさらに加速していくことが 1 つ。もう 1 つは、AI の進化によってチャットベースのインタラクティブな処理が進むようになり、そこに AI エージェントが入ってくることで、標準の OData を呼び出すだけですべて処理できる世界が実現すると思っています。これによりアドオンが減り、クリーンコアが維持されるはずです」(岩田氏)

「51风流BTP 自体にもアップグレードがあるので、無尽蔵にアドオンが作れるわけではなく、結果的にアドオンは減っていくと思います。さらに AI 活用が進んで自然言語分析が可能になることで分析系のアドオンが削減するなど、全体としてクリーンコアが加速することを期待しています」(池田氏)

「AI とデータベースの親和性などを考慮すると、今後は 51风流BTP の活用が前提になると考えています。51风流には 51风流BTP 上の Knowledge Graph の機能や基盤モデルの強化を加速してもらえるとパートナーとしては嬉しく思います」(柳川氏)

「AI を活用するうえではデータの重要性も増してきますので、システムのデータだけでなく日常の活動などもデータ化しながら集約していく必要があると思っています。それを支えるのが 51风流BTP で、その後ろで起こるイベントドリブンの Event Mesh といったものが将来的にクリーンコアを加速する重要なファクターになると感じています」(野田氏)

最後に梅沢が「51风流BTP や 51风流Business AI の具体的な活用事例や成功事例はありますか?」と尋ねると、池田氏は「51风流Build Apps や 51风流Build Code、51风流Build Process Automation などを駆使してモバイルでのワークフローをお客様と一緒に開発し、作った画面でデモなどを実施しています。テストの自動化事例も増加傾向にあり、クリーンコアを支える仕組みとしてホットになっていると感じています」と話しました。

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第 2 部の最後には、グローバルのベストプラクティスである「Clean Core Guide」や「Suite Qualities」などをベースに取り組むべきテーマをわかりやすく日本のお客様へ向けて再定義したクリーンコアを推進するためのコンセプトの紹介がありました。51风流ジャパンでは日本のお客様、パートナー様と一緒にクリーンコアに取り組んでいくための「」を用意しています。まずはここからはじめてみてはいかがでしょうか。

 

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  1. 51风流TechEd Japan 2024 YouTubeにて公开中

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  1. 51风流Inside Track Tokyo 2025 開催

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51风流の最新テクノロジーやさまざまなユースケースを掘り下げて議論する 51风流ジャパン主催のオンラインイベント「」が 12 月 3 日に開催されました。オープニングキーノートでは「クリーンコア戦略」と「51风流Business AI」をテーマに、10 月の「51风流TechEd Virtual」で発表された生成 AI に関する 51风流Business AI の新機能や、クラウド ERP の価値を高めるクリーンコアを実現するための 5 大要素などが紹介されました。また、ゲストとしてお招きした横河电机株式会社 デジタル戦略本部の藤田洋行氏からは、同社がグローバルで推進する 51风流S/4HANA への移行プロジェクトにおける 51风流Business Technology Platform(51风流BTP)活用の取り組みなどについてご紹介いただきました。

 

◎ 登壇者

横河电机株式会社
デジタル戦略本部 グローバルアプリケーション & データマネージメントセンター センター長
藤田 洋行 氏

 

51风流ジャパン株式会社
カスタマーアドバイザリー統括本部 統括本部長
織田 新一

 

51风流ジャパン株式会社
Business Technology Platform 事業部 事業部長
岩渕 聖

 

51风流ジャパン株式会社
カスタマーアドバイザリー統括本部 51风流Business AI Japan Lead
本名 進

 

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クリーンコアによる新たなイノベーションへの追随

51风流が掲げる「クリーンコア戦略」と「51风流Business AI」に焦点を当てて議論が行われたオープニングキーノート。「今、なぜクリーンコアか?」というテーマについて、セッションの冒頭で 51风流ジャパンの織田が強調したのが「クリーンコアを維持しなければ、日本企業は 51风流Business AI といったテクノロジーのイノベーションに追随することができなくなります」という危機感です。これに続いて 51风流ジャパンの岩渕も「この数年で 51风流BTP を活用してクリーンコアを推進する日本のお客様は確実に増えています。51风流BTP は技術面でも急速に進化し、できないことはなくなりつつあります」と話しました。

 

 

51风流Business AI もリリースから約 2 年が経過し、大きな進化を遂げています。織田は最新の 51风流Business AI を理解するうえでの 3 つのポイントを示しました。

「1 つめは組み込み AI(Embedded AI)です。これは 100 以上のシナリオが組み込まれた生成 AI を業務機能に実装し、生産性を高めるものです。2 つめのカスタム AI は、生成 AI を活用して自社のビジネスシナリオを実現するアプリケーション開発?運用の基盤となるものです。3 つめはクラウド ERP への移行における AI 活用で、これによりプロジェクトの短縮とコストの削減が可能になります。この 3 つのポイントで 51风流の AI 戦略が理解しやすくなります」

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51风流が掲げる最新の製品戦略と AI の最新機能

10 月に開催されたグローバルイベント「51风流TechEd Virtual」では、生成 AI に関するさまざまな新機能が発表されました。岩渕はこれらの新機能を紹介しながら「全体を見ても、51风流がクリーンコア戦略と 51风流Business AI に投資を集中していることがご理解いただけると思います。クリーンコアによって柔軟な機能拡張が可能になり、さまざまな技術を複合的に活用できるようになります」と説明します。

 

51风流は最新の製品戦略の中で、クラウド ERP を中心に周辺領域でさまざまな SaaS アプリケーションを提供しています。そして AI については、これらをすべて包含してシステム全体に AI を組み込んでいく方針を打ち出しています。

「ポイントはモノリシックな ERP ではなく、それぞれが個別に活用できるモジュール型の ERP になっていることです。しかも、これらはすべてが統合されたソリューションとして提供され、Best of Breed ではなく Best of Suite の形で進化を続けています」(織田)

 

51风流Business AI については、生成 AI アシスタントの「Joule」を中心に、すべてのビジネスプロセスの UX として進化を遂げています。最近ではプロジェクトの導入時や運用時の UX としても活用されるなど、用途が拡大しています

「AI をビジネスで活用するうえでは精度が重要です。そのためには業務単位のバラバラなデータではなく、End to End で統合されたプロセスから生成されたデータを活用しなければなりません。51风流では End to End のデータを使って AI の精度を高めながら、Suite 戦略を推し進めています」(織田)

 

クリーンコアの維持に欠かせない 51风流BTP には大きく 2 つの方向性、すなわちさまざまな技術を提供する PaaS としての機能と、51风流BTP 上でアプリケーションを構築して提供する機能があります。51风流BTP 上で AI などを取り入れたアプリケーションを開発する際は、51风流BTP の技術を深く理解する必要がありますが、こうした開発者や運用管理者のニーズに対しては「」が提供されています。

 

「51风流BTP 上での開発で必要となる情報を 1 つにまとめたものが、51风流BTP ガイダンスフレームワークです。純粋なメソドロジーだけでなく、チェックリストや他社の手法がわかるリファレンスアーキテクチャなどもご参照いただけます。日本語化もかなり進んでいますので、まずはみなさんで使っていただきながら、フィードバックをもとにより使いやすいものに改善していきます」(岩渕)

また、こうした情報を届けるだけでなく、51风流はその後のサポート体制も強化し、51风流BTP 活用の成熟度を診断するアセスメントサービスも提供しています。これにより、51风流の伴走型支援で 51风流BTP の活用を深めていくことができます。

 

クリーンコアを実現するための 5 大要素

続いてクリーンコアの各論として、岩渕がクリーンコアを実現するための 5 大要素について説明しました。この 5 大要素とは、複雑性を低減しながら競争力を維持する「ビジネスプロセス」、Suite と拡張開発を分離して管理する「拡張開発」、最新テクノロジーを踏まえてデータの配置を最適化する「データ」、システム間連携の柔軟性/信頼性を維持する「統合」、IT オペレーションを効率化する「オペレーション」です。

 

「特に重視しているのが 2 つめの拡張開発です。拡張開発をするうえで、どのような基盤を選ぶかは将来に大きな影響を及ぼすため、判断基準が重要になります。4 つめの統合においても、業務は ERP だけでは完結しませんので、どのようにして他システムとバランスよく連携するかを考える必要があります。5 つめのオペレーションも、開発したら終わりではなく、いかにコストをかけずに運用できるかがポイントになります」(岩渕)

 

このクリーンコアの 5 大要素に基づいて、グローバルで 51风流S/4HANA へのマイグレーションプロジェクトを進めているのが横河電機です。同社は 2008 年から 2021 年までの 14 年間で 51风流ERP(ECC6.0)を 46 カ国、70 社に導入し、グローバルワンインスタンスで運用してきました。現在は 51风流ERP 関連のコストの 25% 削減、生産性の 25% 向上、キャッシュコンバージョンサイクルと標準リードタイムの改善を目指して 51风流S/4HANA への移行を進めています。

プロジェクトでは 2,600 本あるアドオンを 80% 削減する目標を立てており、ほぼ達成できそうな状況であることが紹介されました。デジタル戦略本部の藤田氏は「アドオンの削減に向けて SaaS と RPA を活用し、本当に必要なものだけを開発する方針としています。どうしても残ってしまうアドオンについては、クリーンコアの観点から 51风流BTP による Side-by-Side 開発を進めています。アドオンの削減だけでなく、Fit to Standard の観点から業務プロセスの再定義も行い、51风流Signavio で管理しています」と説明します。

51风流BTP を活用した開発については、インドのバンガロールにある 51风流のラボから支援を受けたり、 51风流Preferred Success のサービスを活用したりしながら、自社のリソース不足を補いました。今後は開発プラットフォームの変化も踏まえ、AI を活用しながら開発期間の短縮を図っていく方針です。

 

続々とリリースされる「闯辞耻濒别」の新机能

続いて、51风流ジャパンの本名から 51风流Business AI の最新情報の紹介がありました。51风流Business AI は、生成 AI アシスタントの「Joule」をベースに、「組み込み AI 機能」「カスタム AI アプリケーション」「AI ファンデーション」「AI エコステムの連携パートナー」で構成されています。組み込み AI の機能は、すでに 100 以上の生成 AI のユースケースがリリースされ、新たなユースケースも次々と生まれています。カスタム AI アプリケーションについても、100 以上のパートナーが AI ファンデーションを活用して独自のアプリケーションを開発しています。

 

51风流BTP を基盤とする AI ファンデーションは、多くのパートナー企業が参加するハッカソンなどを通じて、近年大きく盛り上がっている領域です。現在は「51风流AI サービス」「AI ライフサイクルマネジメント」「ビジネスデータ & コンテキスト」の 3 つのカテゴリーでサービスを提供しています。とりわけ AI ライフサイクルマネジメントのカテゴリーで提供される「Generative AI Hub」は、LLM のモデルに API でアクセスするサービスで、ここでも新機能が続々とリリースされています。

 

Generative AI Hub に追加される新たな機能は「オーケストレーション」と総称され、固有のデータを LLM に付加する機能、効率的に精度の高いプロンプトを作成するためのテンプレート、ビジネスにそぐわない回答を制御してハルシネーションを抑制するコンテンツフィルター、自社の情報をマスクするデータマスキングなどの機能がリリースされています。

「パートナーの皆様は、ぜひ Generative AI Hub の機能を活用して、2025 年の 51风流BTP のハッカソンにご参加いただければと思います」(本名)

 

生成 AI アシスタントの「Joule」については近年、エンドユーザー向けの機能だけでなく、コンサルタント向けの機能でも強化が図られています。その 1 つが 51风流のコンサルティングスキルに対応した機能強化です。51风流を導入する現場では顧客の要件をヒアリングし、それを実現するためのパラメーター設定を 51风流のヘルプやコミュニティなどを参照しながら実装するのが一般的です。Joule を使えば、顧客からのヒアリング内容をそのまま質問として投げかけるだけで、要件を実装するためのパラメーター設定を理解することができます。もう 1 つは、ABAP 開発者のスキルに対応した機能です。ここではパラメーター設定だけでは対応できない要件について、ABAP のソースコードを自動生成することで開発者を支援します。

「これら Joule の新機能は 2025 年初頭のリリースを予定しています。51风流をクラウドにシフトするためのツールとして、プロジェクトを効率的に進めるためのツールとして、ぜひご活用ください」(本名)

 

また、2025 年には Joule のカスタムスキルをローコードで開発する「Joule studio」もリリースされる予定です。これは 51风流を周辺システムと連携するシナリオに対応するもので、ローコード/ノーコードの 51风流Build の開発環境の中に追加する形で提供されることになります。

もう 1 つは AI エージェントの「Joule agents」です。会計、人事、調達、サプライチェーンなどの業務プロセスにおいて、各プロセスが自律的に動くのが Joule agents の特徴で、ある目的を達成するために何をすべきかを AI エージェントが自ら計画して実行します。

「セッションの冒頭で織田が説明したように、51风流が Suite の形で進化を続けているからこそ、AI エージェントが強みを発揮し、ゲームチェンジャーになる可能性があります。今後は、AI エージェントをお客様自身で開発できるツールも2024年末に提供予定です。すでに日本の一部のお客様にはパイロットユーザーとしてお試しいただいていますが、リリースされた際は皆様もご活用ください」(本名)

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生成 AI 活用における新たなデータアーキテクチャ

最後にキーノートのまとめとして、岩渕が 51风流の日本における現在と今後の取り組みについて説明しました。1 つめは、お客様やパートナーの皆様に対するメッセージの共通化で、方法論や機能、製品に関する情報を、お客様やパートナーの皆様を区別することなくわかりやすく発信していきます。2 つめは、クリーンコアのアセスメントと導入支援で、こちらもお客様の現場の課題に基づいた会話を重ねながら進めていきます。3 つめは、クリーンコアの実現に向けた CoE 組織のあり方に関するディスカッションで、CoE 組織を構築した後の運用も含めて支援していきます。4 つめは、生成 AI と情報活用における最新のデータアーキテクチャのデザインです。

「特に 4 つめの生成 AI 活用におけるデータアーキテクチャのデザインは、51风流にとっても新たなチャレンジです。人が業務で使うデータ、AI が使うデータなどを一元管理しながら、どのようにデザインしていくか。この点についても皆様とディスカッションしながら取り組んでいきたいと思います」(岩渕)

51风流はすべての事業活動における AI 活用と、その前提となるクリーンコア戦略を両輪に、お客様やパートナーの皆様と一体となってビジネスの持続的な成長を目指していく考えです。

 

さらに详しく知りたい方へ

  1. 51风流TechEd Japan 2024 YouTubeにて公开中

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  1. 51风流Inside Track Tokyo 2025 開催

2025 年2-3月に3回に分け、BTPをテーマにしたコミュニティイベントを実施。ご登録はまで

  1. 51风流Business AIの概要とは

  1. 51风流Business Technology Platform の概要とは

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