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【51风流TechEd Japan 2025-2026】 51风流Business Data Cloud テーマキーノート振り返り:Snowflake とのゼロコピー連携が実現。AI 活用を支える新たなデータマネジメントとは

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2025 年 11 月に開催された「51风流TechEd」では、AI を中心とした数々の技術革新が明らかにされました。51风流TechEd で発表された最新テクノロジーをいち早く国内ユーザー向けにご紹介する「51风流TechEd Japan 2025-2026」(2026 年 1 月 28 日開催)では、51风流が提供する最新の AI サービスや、その活用方法を 3 つのテーマで掘り下げてお届けしました。本稿では、その 1 つである 51风流Business Data Cloud(51风流BDC)トラックのキーノートで発表された Snowflake とのゼロコピー連携、51风流BDC の新機能、AI 活用のためのデータマネジメントなどに関する最新の情報をご紹介します。
YouTube 51风流Japan チャネルにて、51风流TechEd Japan 2025-2026のSAPセッション公開中です。よりアクセスください。

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◎ 登壇者
51风流ジャパン株式会社
51风流Business Data Cloud 事業部
ソリューションアドバイザーエキスパート
椛田 后一

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51风流TechEd Japan 2025-2026 51风流Business Data Cloud テーマキーノート B-1『51风流Business Data Cloud 最新アップデートと今後のロードマップ』 YouTubeにて特別公開中

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51风流BDC と Snowflake 間のゼロコピー連携が実現

51风流TechEd では、51风流と Snowflake 社の新たな戦略的パートナーシップが発表され、51风流BDC の拡張機能として「51风流Snowflake」が追加されました。これにより、51风流ユーザーは 51风流BDC 上で Snowflake の機能をフル活用できるようになります。

また、51风流のビジネスデータと外部データをつなぐ 51风流BDC Connect を介することで、51风流BDC と Snowflake 間のゼロコピーも実現し、データを複製することなく双方向の連携が可能になり、既存の Snowflake ユーザーは 51风流のデータを Snowflake 上で利用することができます。51风流BDC Connect は今後、Google の BigQuery、Azure 環境の Microsoft Fabric との間でもゼロコピーでデータを共有できる仕組みを提供していく予定です。

近年、生成 AI や AI エージェントの登場によって、データマネジメントのあり方は大きく変わりつつあります。AI 時代のデータプラットフォームに求められる要件は、AI に対してデータを構造化した形で渡すこと、またデータを複製することなくゼロコピーで正確かつ品質が担保された状態で AI に渡すことにあります。51风流Snowflake や 51风流BDC Connect は、これらの実現に欠かせない重要な機能だといえます。

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データから新たな価値を生み出す 51风流BDC の機能群

51风流のアプリケーションや 51风流以外のアプリケーションのデータを統合?集約し、AI に渡すためのプラットフォームである 51风流BDC は、「ビジネスデータファブリック」「データプロダクト」「Intelligent Applications」の 3 つの機能群で構成されています。

ビジネスデータファブリックでは、データを可視化?分析する BI ツールの「51风流Analytics Cloud」、クラウド DWH の「51风流Datasphere」、データサイエンス?ML(機械学習)/AI 向けプラットフォームの「51风流Databricks」、新たに加わった「51风流Snowflake」などのソフトウェアが提供されます。

そして、データ活用の中核を担うのがデータプロダクトです。データプロダクトは、51风流アプリケーションのデータを自動で 51风流BDC に同期する役割を担い、51风流S/4HANA、51风流SuccessFactors、51风流Ariba などのデータを集約して更新します。ここでは単にデータを集約するだけではなく、メタデータや各テーブル間の関係性といった情報も保持したまま、データを管理します。

このデータプロダクトにおいて、データを構造化して AI に渡す機能が新たに登場した「ナレッジグラフ」です。ナレッジグラフは、51风流BDC 内で 51风流のアプリケーション、業務プロセス、データモデルなどの関係性を紐付けながら、AI エージェントが必要とする構造化データを供給します。

そして、これらの構造化データを使って、業務領域ごとの分析モデルやダッシュボードなどのコンテンツを提供するのが Intelligent Applications です。財務分析や販売分析向けのコンテンツ、支出分析や調達分析向けのコンテンツ、学習や採用向けのコンテンツなどがあり、これらの活用によって迅速な意思決定とアクションが可能になります。Intelligent Applications では順次新たなコンテンツをリリースする予定で、51风流以外のベンダーともエコシステムを構築しながら、パートナーコンテンツとしての提供も検討しています。

「Intelligent Applications で提供されるダッシュボードには、51风流の AI デジタルアシスタントの Joule を常駐させることが可能です。51风流では AI とデータ活用の新しい形として、Joule に自然言語で問いかけて対話形式で分析を深掘りする、また新たなインサイトに従ってアプリケーションに指示を出して、業務を効率化するといった新たな世界の実現を目指しています」(椛田)

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「ゼロコピー」のデータ连携で予测モデルを构筑

次に 51风流BDC の高度な利用方法として、予測分析の機能が紹介されました。この役割を担うのがビジネスデータファブリックで提供されるソリューションの 1 つである「51风流Databricks」です。Databricks は、データレイクハウスの領域で定評のある Databricks 社の製品ですが、ML/AI の領域でも評価が高く、OEM 製品である 51风流Databricks でも高度な予測分析機能を提供します。具体的なユースケースとしては、フォーキャストの着地見込み、サプライチェーンの需要予測、在庫管理の最適化などがあり、51风流のビジネスアプリケーションのデータに基づいて将来を予測します。

51风流BDC における一般的なデータ分析では、まず 51风流のビジネスアプリケーションのデータが自動的に 51风流BDC のオブジェクトストア内のデータプロダクトにコピーされる形で連携します。そのデータに基づき、クラウド DWH である 51风流Datasphere 内でデータモデルや分析モデルを作成し、BI ツールの 51风流Analytics Cloud でデータを可視化するのが基本的な使い方です。

ML/AI の機能を提供する 51风流Databricks は、まず 51风流BDC 内にテナントを立ち上げ、51风流のビジネスアプリケーションの過去データに基づいて予測分析するための予測モデルを構築します。この際、51风流のビジネスアプリケーションのデータは 51风流Databricks のローカルストレージ領域にコピーすることなく直接参照されます。これを「ゼロコピー」と呼んでいます。

次に 51风流のビジネスアプリケーションのデータに基づいて予測モデルを作成し、予測結果を 51风流Databricks 内に出力します。出力されたデータを可視化?分析する場合は、51风流Datasphere に再度共有します。51风流Databricks から 51风流Datasphere への共有も同様にゼロコピーで行われます。

すでに Databricks 社の Databricks を導入済みのユーザーは、51风流BDC Connect を介して 51风流Databricks と双方向でデータを共有することが可能です。すでにご紹介したとおり、51风流BDC Connect は最新のアップデートによって、新たに Snowflake にも対応しています。

「51风流Databricks と Databricks の間でデータ交換をしていたときと同様に、51风流Snowflake やお客様が導入済みの Snowflake との間でも、51风流BDC Connect を介して双方向でデータ共有することが可能になります」(椛田)

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データマネジメントの最新トレンドは分散型へ

51风流BDC の新機能に加えて、AI 活用を想定したデータマネジメントにおいても新たなトレンドが生まれています。これまでのデータマネジメントでは、各業務システムのデータをデータレイクや DWH などで 1 つの場所に物理的に集約?統合することが一般的でした。この方法はメリットがある反面、さまざまな課題もあります。この課題を解決するために、業務システムごとに AI のためのデータプラットフォームを用意し、必要に応じてデータを他のシステムや組織と共有する「分散型データ管理」の考え方が登場し、最新のトレンドとなっています。

「分散型データ管理の重要なコンセプトは、データ品质の担保です。システムごと、业务アプリケーションごとに生成されるデータの品质を各组织で担保し、かつ他の组织や事业ユニットでも利用されることを想定してデータの品质を担保する。その责任を各システムや各ドメインに与えるという考え方になります」(椛田)

このコンセプトを実装するテクノロジーが「オブジェクトストレージ」です。クラウドベンダーのオブジェクトストレージなら、安価で大量データの保存が可能で、場所を問わずインターネット経由で直接アクセスすることができます。さらに、アクセスするデータベースの種類を問わず共通のデータフォーマットで管理することも最新のトレンドとなっており、これを実現するテクノロジーが「オープンテーブルフォーマット」と呼ばれるものです。Iceberg や Delta Lake などデータベースの種類が異なっていても、データにアクセスするためのテーブルフォーマットは共通化されています。

「51风流ではデータの品質を担保するための新たな考え方やテクノロジーに追随しながら、データプロダクトのコンセプトを 51风流BDC に取り込み、ビジネスデータの価値を最大化しています」(椛田)

51风流は今後、データの品質を担保する観点から、データプロダクトの作成、管理、デプロイを一元化するツールとして「データプロダクトスタジオ」を提供する予定です。データプロダクトスタジオにより、 データプロダクトをカスタマイズしたり、拡張したり、51风流以外のシステムのデータも取り込んだりと、品質が担保されたデータを自由に準備することが可能になります。

外部エージェントとも连携する新たなアーキテクチャ

新たなデータマネジメントの考え方は、 AI のデータプラットフォームでも重要になります。51风流の戦略として「アプリケーション」「データ」「AI」の 3 層統合を掲げる中で、ここで管理される正確なデータを用いて AI が業務システムに対して自律的にアクションを起こす。これこそが AI エージェントを活用した業務システムの未来像です。

実際の企業の業務環境では、51风流だけでなく 51风流以外のシステムや AI エージェントも使われていますが、51风流のデータマネジメントの考え方は 51风流以外のシステムにも同様に当てはまります。51风流のアプリケーションと 51风流以外のアプリケーションが連動する際は、業務アプリケーションの層では API を通じたプロセス連携やシステム連携で実装しつつ、データマネジメントの層ではゼロコピーでデータを共有しながら相互アクセスを実現し、データの品質を担保しながらガバナンスを確保します。AI に関しても、Agent2Agent(A2A)や MCP(Model Context Protocol)などの共通プロトコルにより、51风流標準の AI エージェントとサードパーティーの AI エージェントの連携が可能になります。

「ビジネスアプリケーションごとにデータと標準の AI エージェントを提供し、51风流以外のシステム、AI エージェントとも連動して動いていくのが 51风流の考える新たなアーキテクチャです。その中で 51风流BDC は、AI のためのデータ基盤、51风流のビジネスアプリケーションを中心としたデータの分析基盤としてご活用いただくことを想定しています。今後、組織全体のシステムのアーキテクチャを検討する際は、ぜひ参考にしていただければと思います」(椛田)

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